先週のセ・リーグの振り返りと火曜日の試合展望記事を合せた記事の第8弾です。
先週の振り返り
カープはジャイアンツとの北関東2連戦を1勝1敗、その後ドラゴンズとのマツダでの3連戦を1勝2敗。
開幕直後のベイスターズ戦以来のマツダスタジアムでの痛いカード負け越しで2勝3敗と一歩後退して交流戦へと突入します。
現在のリーグ順位表は以下の通り、カッコ内は直近1週間の結果です。
1. 広島 27勝17敗1分 - (2勝3敗)
2. 阪神 23勝21敗 4.0 (5勝0敗)
3. DeNA 21勝21敗2分 5.0 (2勝3敗)
4. 巨人 22勝23敗1分 5.5 (1勝4敗)
5. 中日 22勝24敗1分 6.0 (3勝2敗)
6. ヤクルト 17勝26敗1分 9.5 (2勝3敗)
カープは少し嫌な流れではありますが、交流戦までに貯金10で首位を快走という結果については大いに褒められるべきだと思います。
新井選手や丸選手をけがで欠く時期があり、投手でも野村投手、薮田投手、中田投手といった昨年のチームを支えた投手が一軍から離れる中で昨年までのような圧倒的な試合は少ないながらも粘り強く接戦をものにして今の位置にいます。
2位から5位までが2ゲーム差にひしめく混戦。
少し前まで打線が湿っていてチームの状態の悪かったタイガースが5連勝で2位に浮上したかと思えば、チーム状態がそこそこ良さそうで貯金を伸ばしそうだったジャイアンツが1勝4敗と失速。
中々抜け出すチームがおらず、まさに一進一退の攻防を繰り広げています。
先週ジャイアンツ、タイガースに勝ち越して勢いに乗ってきそうだったベイスターズもスワローズ相手にカード負け越しを喫して一歩後退。
敵地神宮だったとはいえ、貯金を持って交流戦に臨みたかったでしょうから少し残念な週だったでしょうか。
ドラゴンズは打線が活発でカープ相手にマツダで勝ち越し。
4月にはこのままずるずると下がってしまうかという時期もありましたが、5月は月間勝ち越しを決めそうな勢いで踏ん張っています。
カープとしては今後のドラゴンズ戦が一つ、ポイントになってきそうな少し嫌な合口の相手となっていますね…。
スワローズはベイスターズに勝ち越して何とか踏みとどまっていますが、交流戦で巻き返せないと、昨年のような展開になってきそうな雰囲気が漂っています。
いよいよ今週から交流戦が始まります。
過去成績と今年の展望については以下の記事にまとめてますので興味のある方はご一読ください!
まずはライオンズ、そしてマリーンズとの6連戦です。
打線が復調気味で交流戦に挑めるのは一つの好材料ですが、勝てた試合を落として連敗中、しかも中継ぎ陣に少し不安を抱えた状態で交流戦に突入というのは危険な香りもします。
特に最初が12球団一の得点力を誇るライオンズが相手だけになおさらです。
先発が6枚必要になる交流戦で野村投手、ジョンソン投手がどのタイミングで1軍復帰してくれるのか。
薮田投手もライオンズとの第三戦で先発予定ということで、結果を出してくれればチームとしてもかなり明るいムードになれそうです。
展望記事でも触れましたが、昨年の薮田投手のように3戦3勝する先発投手が出てきてくれれば交流戦で好成績も見えてきそうですね。
まずは明日の初戦のライオンズ戦、中継ぎ陣の不安を払しょくしつつ白星スタートといきたいものです!
5/29 ライオンズ戦展望
予告先発はカープが中村祐太投手、ライオンズがカスティーヨ投手です
中村祐太投手はここまで5試合に登板して3勝2敗防御率は4.60。
先週のジャイアンツ戦では初回に味方がファールフライを立て続けに取れなかった直後、坂本選手の打球を左ひざに受けるアクシデントの影響もあったか、4回3失点で敗戦投手となっています。
薮田投手の復帰見込みに加えて野村投手、ジョンソン投手も交流戦中に1軍に戻ってきそうな雰囲気です。
安定している大瀬良投手、岡田投手に加えて九里投手も好投を見せている中、中村祐太投手はここ3試合思うような投球ができていないということで結果を残さなければいけない状況での明日の登板です。
初登板となったナゴヤドーム、先週の宇都宮と続けて結果を残せていない中で明日はマツダスタジアムではなく三次の地方球場での登板ということでそこも不安要素ではありますが、気持ちの強い投手ですし攻めの姿勢だけは貫いてもらいたいですね。
チームにとっても嫌な逆転負けを喫して連敗中。
明日の初戦は交流戦での失速を防ぐためにも負けたくない一戦、中村祐太投手の先発ローテーション生き残りをかけたピッチングに期待です。
一方、カープ打線の相手はカスティーヨ投手です。
ライオンズの新外国人右腕はここまで8試合に登板して2勝3敗で防御率は4.50。
先週のホークス戦では5回途中5失点で敗戦投手となっています。
QS率は50%、7回途中まで無失点に抑えた試合もあるようですが、全体的にはやや不安定な先発枠でしょうか。
平均投球回数も5回ちょっと。
44回で27四球と数字でしか見ていませんが制球もそれほど良いとは思えません。
カープとしては好調な打線が早い回に捕まえて中村祐太投手を援護する展開に持ち込める可能性は十分。
右打者に対しては被打率1割台と結果を残していますので、数字の落ちる左打者がカギを握るでしょう。
田中選手、松山選手に加えてランナーを貯めての打席が回ってきそうな野間選手・西川選手にも大いに期待しましょう!
ライオンズは昨日の試合は初回6点を取りながら大逆転負け。
カープも昨日の試合で終盤リードしながらもリリーフが崩れて逆転負けとお互いに勝てた試合を落として嫌な雰囲気で迎える明日の初戦。
白星で飾った方がその後の連戦も優位に戦えるのは間違いなさそうです。
カープとしては是が非でも勝って昨年のような交流戦での好成績の再現へ勢いをつけたい、真っ赤に染まるスタンドに力を貸してもらいましょう!
リーグ3連覇、そしてその先の日本一へ!
ファンも含めてチーム一丸、一戦一戦明日も頑張ろう、カープ!
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