4/21のドラゴンズ戦は3-4でカープが敗れました。
先行しては追いつかれること3度。お互い最小失点で相手を完全には勢いづかせない接戦。8回2アウトランナー無しからモヤ選手の一発で試合を決められてしまいました。無念の連敗です。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 |
中日 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | X | 4 | 7 | 0 |
投手情報
勝利投手 鈴木博 (1勝0敗0S)
敗戦投手 ジャクソン (0勝1敗0S)
セーブ なし
広島 ジョンソン、ジャクソン - 石原
中日 ジー、祖父江、岩瀬、鈴木博 - 大野奨、松井雅
本塁打 バティスタ1号(6回表ソロ)、モヤ1号(8回裏ソロ)
試合感想
投げては先発のジョンソン投手が7回108球6安打2四球3失点。
3度同点に追いつかれたり、打つ方ではチャンスを広げられなかったりはありましたが、一番求められていた長いイニングを投げるという役割を果たしてくれたことは大いに評価するべきです。
明日も試合があるだけに、昨日20安打と勢いづいたドラゴンズ打線を落ち着かせてくれたことも大きいですね。
同点に追いつかれてもその後のピンチで踏ん張り相手にリードまでは許さなかったことも良かった点ですね。
惜しむらくは2つしか与えなかった四球がいずれも失点につながってしまったこと。
まぁでも、やっぱり今日のチーム状況で7回まできっちり試合を作ってくれた投手を責める気にはなれません。
同点の8回はジャクソン投手。
2番からの打順で嫌なところでしたがきっちり2アウトまで取ります。
しかしモヤ選手に1-1から投じたインサイドへのカットボール。
上手くすくい上げられライトスタンド前列に飛び込む痛恨の勝ち越しソロを浴びてしまいました。
通常は2アウトランナー無しですから長打警戒で内角は避けて外角勝負する場面。
よっぽど打たれない自信があったのか、見せ球にするにしてはストライクゾーンに構えていましたし、ちょっと石原選手のリードの意図がよく分からなかったですね…。
2mある長身の選手で外角は手が届いてインハイが弱い、理論的にそうだとしてもあそこでインコースに飛び込むのは少しでも甘くなれば今日のように持っていかれるハイリスクな選択です。
あの場面でそうまでして勝負しなければいけなかったのか。
外角の出し入れで歩かせてもやむなしと言う選択でも良かったのではないかと…
ジャクソン投手のボールなら簡単には長打にされないという過信があったのかもしれませんし、魔が差しただけかもしれません。
きっと何かしらの意図はあったのだと思いますが…
少なくとも言えることはモヤ選手が絶好調、かつデータが少なくカープとして攻め方に困っているということ…
明日は場合によっては勝負を避けることもやむなしだと思います。
とにかく痛恨の一発を浴びて決勝点を取られてしまいました。
リードを2点以上に広げられなかった拙攻が終盤に響いてしまいましたね…。
そんな打つ方では初回。
菊池選手がヒットで出塁するとすかさず盗塁を決め、チャンスを作ると、丸選手はショートへの内野安打。
2アウト1, 2塁の場面でバティスタ選手が中に入ってきたスライダーをレフト前に弾き返すタイムリーでカープが今日も初回に先制します。
同点に追いつかれた2回には先頭の野間選手が追い込まれながらも膝元の変化球を弾き返し、ライナー性の打球で右中間を深々と破ると快速飛ばして3塁を陥れチャンスメーク。
続く石原選手がレフトへ犠牲フライを放ちすぐさま勝ち越しに成功。
順調に得点を重ねます。
惜しむらくは4回の攻撃。
野間選手のツーベースと2つの四死球でノーアウト満塁と絶好機を作りますが、ジョンソン投手がセカンドゴロホームゲッツー。
田中選手もレフトフライに倒れて、打線の巡り合わせも悪くリードを広げられませんでした。
打席で振らなければダブルプレーはありませんが、打てば何かが起きる可能性もあるだけに難しいところですよね…これは仕方ないと諦めるべき場面だったでしょうか…。
再び同点に追いつかれた直後の6回。
先頭のバティスタ選手が1-1から低めのボール気味の変化球にタイミングを外されながらもほぼ片手ですくい上げると打球はぐんぐん伸びてレフトスタンド中断まで届く勝ち越しのソロアーチ。
3度目のリードを奪います。
しかしこの後のノーアウト1, 2塁で石原選手、ジョンソン投手が連続での送りバント失敗もあり、リードを広げることができません。
またまた追いつかれた後の8回、1アウト2塁のチャンスを作りますが、石原選手、代打の鈴木誠也選手が倒れて無得点。
昨日あれだけドラゴンズ打線に打ち込まれて、今日の接戦での終盤。
ある程度今日は抑えることに成功していただけに石原選手のリードの守備面での貢献を切り捨てることが出来なかったのも理解できます。
鈴木誠也選手、歩かされたとしても田中選手にかけた野間選手への送りバントのサインだったということでしょう…結局送れず盗塁という形になりましたが…。
その裏、疑問の内角への一球で敗れたので結果的には裏目に出ましたが、まぁ結果論でしょう。
9回はタナキクマルが倒れてゲームセット、あの打順でダメなら諦めもつくというものです。
結局それまで取れそうなところで取れなかったのが全て。
しかし、ルーキーの鈴木投手、良い投手ですね…
中継ぎに負担をかけながら掴んだ5連勝の意義が小さくならないよう、明日は何としても勝って3タテだけは防がないといけません。
負けられない試合になりました。
カープ4/22の試合予定
明日の予告先発はカープが大瀬良投手、ドラゴンズがガルシア投手です。
大瀬良投手はここまで3試合に登板して2勝1敗防御率は3.18。
先週のジャイアンツ戦では、6回2失点で今シーズン初のQSを達成し勝利投手となっています。
ここまでボールに力があるもののやや制球は不安定な内容が続いています。
ホームランによる失点の多さも気がかりですが、登板3試合とも試合は作ってチームに勝つチャンスを十分に与えてくれるピッチングを見せてくれています。
前回開幕カードでドラゴンズと対戦した際にはビシエド選手、平田選手にホームランを浴びたものの9奪三振を奪う好投。
両足をつって6回途中で降板となりましたが開幕3連勝に貢献してくれました。
前回対戦時にホームランを含む2安打を浴びたビシエド選手が一時帰国で不在なのは大瀬良投手にはプラスでしょう。
少しでも長いイニングを投げてくれるように、ストライクゾーンで積極的に勝負してもらいたいですね。
対する打線の相手は新外国人のガルシア投手。
水曜日に先発で起用されていましたが、ドラゴンズの試合が火曜日雨天中止になった影響で結果を残せていない笠原投に代わって日曜日の先発に回ってきました。
今シーズンここまで3試合、うち先発2試合に登板。
2勝0敗防御率は1.46と結果を残しています。
カープがやや苦手とする初物の左腕です。
制球はそれほど良くはなさそうですのでフォアボールはある程度もらえそうです。
その一方で140km/h後半のストレートを軸にボールに力があり、三振取れるタイプのピッチャーですのでハマると苦戦しそうです。
打ち込まればもちろんそれが一番良いのですが、先発で投げた2試合は100球前後で交代していますので、打ちあぐねたらボール球をしっかりと見極めて、早い回で降板させてチャンスを伺いたいところです。
とにかく明日を落として3連敗するようだと今週を五分で終えることになり、せっかくの5連勝の意義が薄れてしまいます。
昨日の負け方が負け方だけに星勘定では五分でも来週に向けて実質マイナスの感じで終えることになってしまいます。
何としても落とせない明日の試合、投手も野手も一人一人が出来ることを確実にやって、何とか良い結果を残してもらいましょう!
大事な試合になりますのでいつも以上に必死に応援したいと思います。
球団初のリーグ3連覇へ、明日も一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!
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