10/1のカープ試合速報です、ベイスターズ戦は7-13でカープが敗れました。
岡田投手が初回、2本のホームランを含む4失点で大量リードを許しますが、曾澤選手の3ランもあり打線が3回までに5点を奪って逆転。しかし直後にウィーランド投手に逆転3ランを浴びると、田中選手の2ランで追いつきますがそこまで。投手陣がとった直後に取られ、突き放されて最終戦を落としたカープ。ベイスターズ戦負け越しが決まりましたが、シーズン勝率.633はチーム新記録を更新。2017年シーズン143試合を戦い終えました。
試合記録
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
広島 | 0 | 2 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 12 | 0 |
DeNA | 4 | 0 | 3 | 0 | 2 | 2 | 0 | 2 | X | 13 | 15 | 1 |
投手情報
勝利投手 ウィーランド (10勝2敗0S)
敗戦投手 中村祐 (5勝4敗0S)
セーブ なし
広島 岡田、中村祐、佐藤、藤井、戸田、中田 - 會澤、磯村
DeNA ウィーランド、砂田、井納、パットン、山崎康 - 戸柱、嶺井
本塁打 ロペス30号(1回裏2ラン)、筒香27号(1回裏ソロ)、會澤6号(3回表3ラン)、ウィーランド3号(3回裏3ラン)、田中8号(5回表2ラン)、筒香28号(5回裏ソロ)、梶谷21号(6回裏ソロ)
試合概要
試合は岡田投手、ウィーランド投手の先発で始まります。
カープは初回、田中選手のヒットと盗塁、さらに菊池選手のファーストゴロの間に進塁して1アウト3塁のチャンスを作りますが丸選手がセカンドゴロに倒れて2アウト。
松山選手がフォアボールで歩いて1, 3塁となりますがバティスタ選手が高めに浮いたボール気味のストレートに2球連続で手を出して空振り三振。
先制点を奪えません。
一方の岡田投手は1アウトから梶谷選手を歩かせると、ロペス選手に外角高めのスライダーをレフトスタンドに運ばれて2点を失います。
さらに筒香選手にも外角高めのスライダーをバックスクリーンに運ばれ追加点を許すと、宮崎選手、戸柱選手にも連打を浴びて1, 3塁とされるとウィーランド投手にもタイムリーを浴びてこの回、いきなり4点を先制されます。
それでも打線は2回、先頭の西川選手がツーベースでチャンスを作ると、岩本選手が高めのストレートをセンターへはじき返すタイムリーですぐさま1点を返します。
曾澤選手がフォアボールでつないでノーアウト1, 2塁。
岡田投手の送りバント失敗、田中選手内野フライで2アウトとなりますが、菊池選手がフォアボールでつないで満塁とすると、丸選手は初球カーブで内野ゴロとなりますが倉本選手がファンブルしてこの回2点目を奪います。
さらに3回。
バティスタ選手のヒットと、西川選手の2打席連続のツーベースでノーアウト2, 3塁のチャンスを作ると、1アウトから曾澤選手が外角ストレートをライトスタンドに運ぶ逆転スリーランホームランで5-4と試合をひっくり返します。
しかしピリッとしない岡田投手はその裏、筒香選手、宮崎選手に連打を浴びると、送りバントと外野フライで2アウト2, 3塁。
打席にはウィーランド投手。
1-2と追い込んでからのチェンジアップが真ん中付近に入るとこれをレフトスタンドに運ばれる逆転のスリーランホームラン。
5-7と再び試合をひっくり返され、この回限りで降板となります。
それでもあきらめない打線は5回。
2アウトから小窪選手がフォアボールで出塁すると、田中選手が2-2から高めに浮いてきたストレートを振り切ってライトスタンドへの同点ツーランを放ち7-7と追いつきます。
その裏、4回からマウンドに上がった中村祐太投手が筒香選手にこの日2本目となる勝ち越しソロホームランを浴びると、2アウトからフォアボールとウィーランド投手に猛打賞となる3本目のヒットを浴びて1, 3塁。
倉本選手にタイムリーツーベースを許してこの回2点目、すぐさま2点のリードをまた奪われます。
6回には久々の登板となった佐藤投手が梶谷選手にソロを浴びると、4四球を与えてさらに1点を失って降板。
1アウト満塁の場面で昨日尾プロ初登板を飾った藤井投手がマウンドに上がります。
代打の乙坂選手をサードゴロ、倉本選手をサードライナーに打ち取りこのピンチを切り抜けますが7-11とリードを広げられます。
さらに8回。
2イニング目に入った戸田投手がフォアボールとヒットでノーアウト1, 2塁のピンチを迎えると送りバントを挟んで柴田選手にレフトへのタイムリーを許して1点。
代わった中田投手も倉本選手にセンターへのタイムリーを許して7-13。
打線は6回以降、シングルヒット2本に抑えられてそのまま敗戦。
シーズン最終戦は黒星に終わりましたが、勝率.633は昨年の記録を抜いてチーム記録を更新して、2017年シーズンを終えました。
試合感想
岡田投手には期待していただけにかなりがっかりしました。
立ち上がり、とにかくボールを抑えきれず高めに数多くの球が抜けた中で4点を失って規定投球回数に挑戦どころではなくなってしまいました。
それでも打線が猛反撃でぎゃくてんしてくれたものの、その直後にウィーランド投手に逆転スリーランを被弾。
初回に浴びたタイムリーと合わせて投手に4打点をあげられては話になりません。
その後の中村祐太投手もヒットを浴びていますし、打率2割を超えているウィーランド投手のバッティングは良いのは間違いありませんがそれにしても、です。
3回8安打3被本塁打1四球7失点。
規定投球回数にも届かず、クライマックスシリーズでの先発チャンスはよほどのことがなければ回ってこないでしょう。
あの春先のピッチングを何とか取り戻してもらいたいのですが…。
中村祐太投手は初めての中継ぎ登板。
4回は抑えましたが、同点直後に勝ち越し点を許してしまいました。
筒香選手のホームランはまだあれですが、その後2アウトから下位打線で1点を許したのが印象を悪くしています。
それでもクライマックスシリーズでのメンバー入りはほぼ確実視されており、現状では先発5番手濃厚と言ったところでしょうか。
個人的に注目していた佐藤投手は今日で大きく評価を下げることになってしまいました。
一軍に帯同しながら一か月以上登板が空いて迎えた先頭の梶谷選手に初球、甘く入ったストレートで一発を浴びておかしくなってしまったでしょうか。
ストライクが全く入らず4四球。
中継ぎ左腕としてのクライマックスシリーズメンバー入りは遠のいたでしょうか。
打線は良く粘りましたね。
よーいドンで4点のビハインドを背負いながらも3回までにひっくり返す集中力はさすがの一言。
直後にひっくり返されても、さらにもう一度同点に追いつくなど、中盤まで粘りを見せました。
松山選手の調子が落ちているのが気にはなりますが、クライマックスシリーズに向けて調子を合わせてきてくれることを期待しましょう!
そして庄司選手がついにプロ入り初ヒットを記録しました。
2014年の初打席から4年。
プロ8年目の最後の試合、通算7打席目での達成です。
先日の粘って粘ってのフォアボールと言い、打撃の調子は良さそうだっただけに結果が出て良かったです。
これを飛躍のきっかけにしてくれることを期待しましょう!
カープ今後の試合予定
今日で12球団一番乗りで143試合を戦い終え、88勝51敗4分、勝率.633は昨年を上回って球団史上最高を更新しました。
タイガースとベイスターズの勝者と当たることに決まったクライマックスシリーズファイナルステージは10/18からと2週間半、間が空きます。
まずはシーズンの疲労を抜きつつ試合勘を失わないように調整をする必要があります。
練習試合も3試合組んでいるようですが、間が空く期間が長いので少し心配ではありますね。
それだけにクライマックスシリーズの初戦、特に打線がある程度打てるかどうかが大事になってきそうですね。
とにかくまずは素晴らしいシーズンを送ってくれたカープの選手、首脳陣、関係各位に感謝感謝です。
そしてここから日本一に向けて、ファンも含めて再びチーム一丸で一戦一戦頑張ろう、カープ!
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