僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていきます。

シーズンMVP筆頭候補!? 連覇へ導いたカープ打線の中核 「司会進行役」は丸佳浩【閑話休題】

ブログをお休みさせていただいていましたが今日からまた少しずつ更新していきたいと思います。

 

今日は今シーズン3番に座り続け、その高い出塁率と勝負強い打撃をいかんなく発揮して、打線をつなぐ核として機能し続けている丸選手に焦点を当てたいと思います。

カープを連覇に導いたのが打線の功が大きいとすれば、その打線の中で一段と光っていたのが丸選手の働きです。

というわけで個人的にはシーズンMVP筆頭候補かと勝手に思っていますがどうなるでしょうか。

今日はそんな丸選手について書いていきたいと思います。

 

丸選手の強みはなんといってもその出塁率の高さ。

そしてそれを可能にするのはもちろん選球眼の良さ。

 

積極的なバッティングを見せるカープ打線において、簡単に三振せず長打もあって足もある。

左投手も苦にせず、ランナーに出しても、ランナーを置いて打席に迎えても嫌なバッター。

そんな丸選手は最高の3番タイプだと思います。

 

リーグ屈指に成長した好打者に対して相手バッテリーは両サイド、高低を目いっぱい使って抑えにかかる中、低めのボール球の見極めにはさらに磨きがかかっています。

 

フォアボールの数こそ2014年の100個よりは減っていますが、その分安打数は伸びており、また長打率も上がっています。

今年はここまでリーグトップの168安打と2014年の166安打を越えて自己最高を更新。

中心打者として、打てる球は浅いカウントでも打つ姿勢が強まってきていること、狙った球を一球でしとめる技術力の向上があいまった結果ではないかと思います。

 

丸選手も今年はバットを振りぬくことを意識しているそうで、当てに行く打撃は追い込まれるまでしないようにしているとのこと。

結果としてただ単に安打数が増えているだけでなくツーベースやホームランなど長打も自己最高を更新しており、長打率の向上、自身の得点数の増加にもつながっていると思います。

 

ランナーを返す面でも打点91は昨年の90を更新して自己最多。

盗塁数は13と盗塁王を取ったこともある丸選手にしては少し寂しい数字とはなっていますが、失敗はわずか3つと高い成功率を誇っています。

走らなくても十分にランナーとしてプレッシャーはかけられる選手ですし、中軸に回って得点が期待されるところなので自重している面もありそうです。 

 

 

そんな丸選手は2007年高校生ドラフト3順目で千葉経大付属高校からカープに入団。

同じ左打ちの外野手であった前田選手に憧れていた若武者は内角・外角どちらにも弱点がなく、ひざの柔らかさとテイクバックの取り方の上手さにスカウトが注目しての指名となりました。

高校時代の松本監督は、誰に対しても物おじせず芯が強かった丸選手の性格が当時からプロ向きだったと語っています。

 

その前田選手から受けたアドバイスのうち丸選手の印象に残っているのは「無駄死にしないように」という言葉。

丸選手は「勝負にいっての三振は仕方ないが、展開が開けていかないアウトには絶対なるな」と解釈したそうです。

 

守備の面でも丸選手は4年連続でセンターとしてゴールデングラブ賞を受賞。

無駄な動きなく打球の落下点に直線的に入っていけるその動きは判断力、観察力の賜物でしょうか。

桑原選手という強力なライバルが出現していますが、今後もゴールデングラブ賞を維持してもらいたいところです。

 

 

 

野村前監督の下、キクマルコンビを結成してはや5年目。

本格的にキクマルコンビとしてブレイクした翌年、黒田投手の電撃復帰も相まって優勝候補と目された2015年にはともに苦しんで思うような成績を残せずに苦しみました。

しかし、去年そこに田中選手が加わったタナキクマルトリオは今ではプロ野球界屈指の上位打線です。

 

同級生にして丸選手の前を打つ菊池選手は丸選手に対して、自分とは違ったタイプのバッター(丸選手はボール球に手を出さずにストライクゾーンのボールを待つタイプ、菊池選手は多少ボール球でも打てると思ったら積極的に打ちに行くタイプ)ですが、仮に自身が凡退しても丸選手が塁に出てくれるであろう安心感がバッティングに好影響を残していることに言及しています。

またネクストバッターズサークルで相手投手の情報についてかわす会話の有効性についても、長年のコンビだけあってすっかり阿吽の呼吸が出来上がっているようです。

 

石井打撃コーチをして「今年の打線のキーマン」と言わしめた丸選手。

中心選手の自覚から、キャンプ前からチーム一丸の重要性を説き、合同自主トレでは時には投手の自主トレにも目を配り、打撃練習では投手役も買って出るなど、チームを引っ張る姿勢は十分。

 

シーズンに入ってからも試合中も相手投手の特徴について野手陣に伝達、 自身も体調管理に気を配り、遠征先でもほとんど外出せずに極力同じサイクルで同じ一日を過ごすことを心掛けていたようです。

元々調子の波が大きいタイプだっただけに、少しでもそれを小さくするために行き着いた方法論。

これが効いたのか、今年は調子の波の少ない、素晴らしいシーズンを送ってくれました。

 

背番号「9」を受け継いだ緒方監督ともしっかりとコミュニケーションをとれているようです。

緒方監督のコーチ時代にいわれた「不器用で覚えるのには時間がかかる分、一度覚えたら忘れない」、そんな言葉をかけられながら厳しく指導を受けたことが今の土台になっていると言います。

追いかける背番号「9」の背中は大きくて遠いと語っていますが、丸選手には丸選手の違った良さがあります。

このまま実績を重ねていけば、いつの日かその背中が近づいたと実感できる日が来るはずです。

 

そんなこんなでチームを引っ張ってくれているのは間違いないですが本人はリーダーと呼ばれるのは苦手のようで、自身のことを「司会進行役」と呼んでいます。

 

去年の優勝で高まった期待の中で連覇を達成してまずはホッとしているところかと思いますが、次の目標に向かった戦いが再び始まっています。

安部選手がメンドーサ投手から受けたデッドボールの影響でクライマックスシリーズ出場が危ぶまれるというニュースが飛び込んできた中、悲願の日本一に向け「つなぎ」の3番打者への期待は高まるばかりです。

 

クライマックスシリーズを勝ちぬき日本シリーズへ、そして日本一へ!

これからも頑張れ、丸選手!がんばれ、カープ!

  

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