僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

7/23のカープ 止まらぬ打線 先発全員打点にマルチ出塁 岡田も好投 中日戦

7/23のカープ試合速報です、ドラゴンズ戦は12-1でカープが勝ちました。

岡田投手が序盤3回をパーフェクトで立ち上がると打線は3回に菊池選手のタイムリー内野安打で先制します。4回に鈴木誠也選手の久しぶりの一発で追加点を挙げると岡田投手自らもバットで追加点を叩き出すなどこの回3点、止まらない打線はその後も毎回追加点を奪うと、投げては岡田投手が6回までパーフェクトピッチング。最後は中継ぎ陣の救援を仰ぎますが、大勝で後半戦2カード連続の勝ち越し発進です。

 

試合記録

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 0 0 0 0 2 1 8 3 14 15 1
阪神 0 2 0 0 0 0 1 0 0 3 7 2

 

投手情報 

勝利投手 岡田 (8勝4敗0S)

敗戦投手  鈴木 (5勝4敗0S)

セーブ なし

中日 鈴木、小笠原、福谷、笠原、伊藤 - 松井雅、木下拓、武山

広島 岡田、中田、ヘーゲンズ、高橋樹 - 會澤

本塁打  鈴木18号(4回裏ソロ)

 

試合概要

試合は岡田投手、鈴木投手の先発で始まります。

岡田投手は初回、ストレートを軸に三者凡退で立ち上がると、その後も3回までパーフェクトピッチングを見せます。

 

打線は初回、田中選手のヒットと菊池選手の送りバントで1アウト2塁の先制機を作り出しますが丸選手が3ボールから内角低めのストレートをきっちりと捉えますがライト正面のライナー、鈴木誠也選手がセンターフライに倒れてチャンスを逸します。

 

2回を三者凡退に抑えられて迎えた3回。

先頭の會澤選手がフルカウントから粘ってフォアボールを選んで出塁すると鈴木投手のワイルドピッチで2塁に進みノーアウト2塁。

岡田投手がフルカウントから送りバントを何とか決めて1アウト3塁とチャンスを広げます。

 

先頭に戻って田中選手は2-2から外のフォークに空振り三振を喫しますが、菊池選手が初球内角ストレートを叩きつける高いバウンドの三遊間への当たり。

これがショートへの内野安打となり1点を先制します。

 

止まらない打線は4回。

 

 

先頭の鈴木誠也選手が2-2から高めに入ってきたスライダーを引っ張ると打球はレフトスタンドに飛び込むソロアーチで1点を追加します。

 

さらに松山選手がライトへのツーベースでチャンスを作ると、新井選手が初球のストレートを捉えた打球は高く上がってライトオーバーのツーベースヒット。

追加点かと思いましたが、松山選手がタッチアップに備えてセカンドベース付近にいて超えたのを確認してからスタートを切ったため、ホームでタッチアウト。

少し嫌な雰囲気が流れます。

 

しかしなおも続く1アウト2塁のチャンスで安部選手、會澤選手が連続フォアボールを選んで1アウト満塁とチャンスを広げます。

 

打席には岡田投手。

初球低めのストレートを打ち返すと打球はライト前にライナーで飛んでいくタイムリーヒットとなりこの回2点目を挙げます。

 

さらに代わった小笠原投手から田中選手もレフト前へのタイムリー。

続く菊池選手がサードゴロダブルプレーとなり、3点止まりとなりますが、4-0とリードを広げます。

 

さらに5回。

丸選手がセンターへヒットで塁に出ると、鈴木誠也選手がレフトへのツーベースを放ちノーアウト2, 3塁と再びチャンスを作り出します。

 

松山選手が三振に倒れますが、新井選手が0-2と追い込まれながらも低めのカーブをすくい上げてレフトへの犠牲フライで1点を追加すると、安部選手のバットに当てただけのボテボテの当たりがラッキーなサードへの内野安打となりさらに1点を追加。

 

會澤選手がフォアボールでつなぐと、岡田投手がフルカウントから外のストレートをレフトへ2点タイムリーツーベースを放って2点を追加し、この回4点。

8-0と試合を決定づけます。

 

岡田投手は投げても2巡目も三者凡退に抑え続けて、6回までパーフェクトピッチング。

 

打線は6回にも福谷投手から、松山選手のタイムリーツーベースと新井選手のライトへのタイムリーで2点を追加、10-0とします。

 

球場が少しざわつき始める中で、7回の岡田投手。

先頭の京田選手に粘られフルカウントからの7球目、高めのストレートをレフトへはじき返されツーベースを許します。

 

荒木選手をピッチャーゴロに打ち取る間にサードへ進塁されると大島選手に2ボールからの3球目、低めのストレートをライト前にはじき返され1点を許します。

さらにゲレーロ選手にフォアボールを与えて1, 2塁とすると、ビシエド選手は2ボールからショートゴロで2アウト1, 3塁。

 

藤井選手にフォアボールを与えて満塁としたところで制球の乱れに業を煮やしたベンチは中田投手への交代を決断。

中田投手は2アウト満塁の場面で福田選手に4球ストレートを続け、空振り三振を奪い見事にこのピンチを切り抜けます。

 

打線はその裏、笠原投手相手に1アウトから菊池選手がツーベースで出塁すると丸選手もタイムリーツーベースで続いてさらに1点を追加。

 

8回には今日、負傷で登録抹消されたジョンソン投手に代わって昇格したヘーゲンズ投手が登板。

三者凡退に抑えて、二軍で披露していた安定した投球を一軍のマウンドでも継続します。

 

その裏、伊藤投手から代打岩本選手のツーベースをきっかけに會澤選手の内野ゴロの間に一点を追加して12-1。

 

最後は高橋樹也投手が、1,2塁のピンチは招きながらも無失点で締めてゲームセット。

連続でカードを初戦を落としながらも続く2戦を連勝し、後半戦2カード連続の勝ち越し発進です。 

 

 

試合感想

今日は打線がすさまじかったですね、スタメン選手の成績は以下の通り。

 

田中選手 5-2 1打点

菊池選手 4-2 1打点 1犠打

丸選手 5-3 1打点

鈴木選手 5-2 1打点 (1ホームラン)

松山選手 4-2 1打点

新井選手 3-2 2打点 1犠飛

安部選手 4-2 1打点 1四球

會澤選手 1-0 1打点 4四死球

岡田投手 3-2 3打点 1犠打

 

…何ですか、これ。

全員に打点がついてますし、會澤選手にヒットこそ出ませんでしたが全員がマルチ出塁です。

 

特に今シーズン、この試合までわずか1安打の岡田投手がチャンスで自ら2安打。

これまで0打点だったところで野手顔負けの1試合3打点。

これだけの強力打線の中でピッチャーまで打ち始めたらこういう展開になり得ますよね。

 

しかし打ちも打ったり18安打12点。

鈴木誠也選手に当たりが戻ってきて、後半戦は本人も気にしていた得点圏でも結果が出ているのが頼もしいですね。

 

これでエルドレッド選手が出ていないんですから恐ろしい限りです。

今後も暑い夏場で6連戦が続いて、投手陣が特に苦しくなる時期です。(もちろん野手陣も苦しいでしょうが…)

 

ジョンソン投手の長期離脱もあり、ますます強力打線の援護が必要になってきます。

今後も期待させてもらいましょう!

 

 

投げては岡田投手。

前半戦最後の3登板は毎回のように先頭打者を出す苦しいピッチングが続きましたが、今日は本人がオールスターでバランスを取り戻したという持ち前の強いストレートを軸に6回までをパーフェクトピッチング。

 

6回まで77球と球数も少なく、完投も見えてくるような展開でしたが、7回に頼みのストレートの制球が乱れたところでリリーフを仰ぎました。

相変わらず一度乱れ始めると修正が効かなくなる癖はありますが、今日は素晴らしい投球でした。

 

問題はこれが続くかどうか。

そして今日のように試合終盤ならまだ良いのですが、試合序盤から中盤で崩れかけた時にどのように修正できるか。

 

ジョンソン投手が再びの長期離脱が決まった中、岡田投手の出来は先発ローテーションの安定感にもより一層関わってきます。

これからローテーションを守ってきた投手には非常に厳しい夏場を迎えますが、初の2桁とローテーション完走を目指して、後半戦の岡田投手に大いに期待したいと思います。

 

中田投手は酷な場面を今日も良く抑えてくれました。

数字以上の働きですよね。

 

ヘーゲンズ投手も一軍でまずは春先とは違った投球を見せてくれて一安心です。

九里投手のポジションを軸に起用されることになるかと思いますが、これからよろしくお願いします!

 

2カード連続で初戦を落としてからの連勝でカード勝ち越し。

それでも初戦を落とすと苦しくなるだけに次週はカード初戦をきっちり勝ちたいですね。

 

カープ今後の試合予定

明日の休養日を挟んで来週は岐阜・京セラドームでのジャイアンツ3連戦、その後マツダスタジアムでのスワローズ3連戦が組まれています。

ジャイアンツ戦はジャイアンツの主催試合なので先攻のアウェーでの試合と言う扱いになります。

 

対ジャイアンツは11勝3敗、対スワローズは9勝4敗1分と相性の良いチーム相手の対戦が続くだけに週を通して勝ち越せると良いですね。

 

ただジャイアンツは昨日まで今月10勝5敗1分と調子を上げてきていますし、前回マツダで連続完封を許して負け越すなど、油断はできない展開が待っていそうです。

 

またジョンソン投手が昨日のランニング中に痛みを感じた左太もも裏が筋挫傷と診断され加療3週間とのことで今日登録を抹消されました。

おそらく九里投手が先発に回り、今日入れ替わりで昇格したヘーゲンズ投手が九里投手が務めていたロングリリーフのポジションを埋めることになるのではないかと思います。

 

ジョンソン投手は復帰は早くても9月になるでしょうか。

6連戦が続く真夏を前に非常に痛い離脱ではありますが、今シーズン厚くなった投手陣全員で少しずつカバーする戦いを見せてもらいたいと思います。

 

ジャイアンツ戦初戦の試合展望はいつも通り、予告先発が発表されてから更新したいと思います。

 

一戦一戦、チーム一丸で頑張ろう、カープ!

 

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