僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

6/25のカープ 大瀬良が投打で奮闘 鈴木誠也も4番として成長中 阪神戦

6/25のカープ試合速報です、今日のタイガース戦は5-0でカープが勝ちました。

幸先よく初回、鈴木誠也選手にタイムリーが飛び出し先制したカープ、追加点のチャンスを逃しますが大瀬良投手がピンチを背負ってもしっかり踏ん張り中盤へ。4回、2アウトから大瀬良投手のツーベースをきっかけに長打が続いたカープは3点を追加し、試合の流れをがっちりつかみます。中崎投手、今村投手と無失点リレーで試合を締めたカープ、連勝です。

 

試合記録

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 1
広島 1 0 0 3 0 0 0 1 X 5 7 0

 

投手情報 

勝利投手 大瀬良 (5勝0敗0S)

敗戦投手 岩貞 (3勝5敗0S)

セーブ なし

阪神 岩貞 、藤川 、山本 、岩崎 、守屋 、高橋 - 岡崎 、梅野

広島 大瀬良 、中崎 、今村 - 會澤

本塁打    菊池 5号(4回裏2ラン)

 

試合概要

試合は大瀬良投手、岩貞投手の先発で始まります。

  

大瀬良投手の立ち上がり、内野フライ二つで2アウトの後、糸井選手にライトフェンス直撃のヒットを浴びますが、セカンドでタッチアウトに仕留め、結果的に3人で抑えます。

 

その裏のカープ。

1アウトから菊池選手が鳥谷選手のファンブルで出塁すると、丸選手がフォアボールを選んで1アウト1, 2塁とチャンスを作ります。

ここで打席には4番の鈴木誠也選手。

 

2-2からの5球目、外のチェンジアップをレフト前に運ぶタイムリーヒットで幸先よくカープが先手を奪います。

さらに続くエルドレッド選手がフォアボールを選んで1アウト満塁。

 

今日レフトでスタメン起用のバティスタ選手は低めのボール気味の変化球に2球手を出して空振りの三振、西川選手も追い込まれてから外のカットボールに手が出て空振り三振に倒れ、追加点を奪うことはできません。

 

直後の2回の大瀬良投手。

先頭の福留選手にレフトへヒットを許しますが、内野フライ2つで2アウトまでこぎつけます。

続く糸原選手にセンターへのヒットを許し2アウト1, 2塁、岡崎選手の打席でワイルドピッチで2アウト2, 3塁とピンチを広げます。

 

追い込んでから粘られますが、最後は外角、ボール球のカットボールを振らせて空振り三振に仕留め、ピンチを脱します。

 

するとその裏のカープ、再び岩貞投手を攻め立てます。 

 

 

先頭會澤選手が外のシュートをレフト前へヒットで出塁しますが、大瀬良投手がボール球2球バントをファールにすると、最後は外のチェンジアップをバントしにいきますが空振り三振でランナーを進めることができません。

1アウト1塁から田中選手がストレートのフォアボールを選んでチャンスを広げますが、菊池選手セカンドゴロ、丸選手はセンターの高山選手のスライディングキャッチに阻まれ追加点を奪えません。

 

3回の大瀬良投手は2アウトから上本選手にツーベースを許しますが糸井選手を低めのフォークでファーストライナーに打ち取り同点を許しません。

 

すると3回を三者凡退に終えた打線が4回に再び攻勢に出ます。

簡単に2アウトを奪われ、打席には大瀬良投手。

次の回、1番からで期待、という場面になりかけましたが、大瀬良投手が追い込まれながらも真ん中に入ってくるスライダーをフルスイング、高く上がった打球はレフトを超え、ワンバウンドでスタンドに入るエンタイトルツーベースとなり、チャンスを作ります。

 

打席には田中選手、2球で追い込まれますが、低めのボール球をきっちり見極めフルカウントで迎えた6球目でした。

外角低めのスライダーを逆らわずに流し打つレフトへのタイムリーツーベースで貴重な追加点を叩き出します。

 

さらに菊池選手。

追い込まれてから内角低めのストレートをすくい上げると打球はレフトスタンドに飛び込むツーランホームラン。

大瀬良投手の一打をきっかけに長打が続いてこの回一気に3点を追加します。

 

すんなりいきたいところでしたが、5回の表、先頭の糸原選手にライト前ヒットを許すと2アウトから高山選手にライトへのツーベースを許し、2アウト2, 3塁のピンチを背負います。

 

ここで打席には先ほどツーベースを打たれた上本選手。

ストレートで真っ向勝負を挑みました。

1ボール2ストライクから4球連続のストレートは外角低めボール気味、それでも気迫が乗り移っていた分、上本選手も手が出て空振りの三振。

ピンチを脱出し、バッテリーにもガッツポーズが飛び出します。

 

大瀬良投手は6回を三人で抑えるとそのまま7回のマウンドへ。

先頭の鳥谷選手に粘られフルカウントからの7球目のストレートをライト前に運ばれ出塁を許します。

 

糸原選手をサードフライ、代打の伊藤隼太選手を空振り三振に打ち取り2アウトまでこぎつけますが、梅野選手にストレートをレフト前に打たれ、2アウト1, 2塁。

先頭に返って高山選手を打席に迎えて投じた104球目、外のフォークを引っかけさせてファーストゴロに仕留め、ここもピンチを脱しました。

 

8回のマウンドには、不調のジャクソン投手に代わり中崎投手が上がります。

2番からの上位打線をわずか5球で見事に三者凡退に斬ってくれました。

 

打線はその裏、今シーズン初登板となる守屋投手から鈴木誠也選手がライト前ヒットで出塁すると、続くエルドレッド選手もレフトへのヒットで続いてノーアウト1, 3塁のチャンスを作ります。

 

代打松山選手を告げるとタイガースは高橋投手へスイッチ。

代走の野間選手が盗塁を決めてノーアウト2, 3塁とチャンスを広げると、松山選手が低めのストレートを打ってレフトへ犠牲フライを放ち1点を追加します。

 

最終回のカープのマウンドには今村投手。

先頭の中谷選手、鳥谷選手をフォークで連続空振り三振に仕留めると、最後は糸原選手をフォークでセカンドゴロ、三者凡退でゲームセット。

 

大瀬良投手の投打にわたる奮闘で勝利を引き寄せたカープ、リーグ再開最初のカードを連勝です。 

 

 

試合感想

大瀬良投手は、粘り強く、ランナーを背負いながらもホームまでは返さない持ち前のピッチングを見せてくれました。

 

打線が1回、2回と追加点を取れそうで取れない中、直後の2回、3回のピンチを無失点でしのぎ、同点を許さなかったのが試合の流れとしては大きかったですね。

 

点を取ってもらった直後の5回、最後は7回と何度も得点圏にランナーを背負いましたが、すべてしのぎ切りました。

余計なフォアボールを与えなかったのも間違いなく好投の要因です。

 

8回は今日も投げることができませんでしたが、休養十分の中継ぎ投手陣の調整の意味も込めてだと思います。

7回を104球、8安打1四球無失点、今日は間違いなく大瀬良投手が勝利を引き寄せてくれました。

 

中崎投手は復帰以来、好調を維持してくれており、最近はさらに調子をあげつつあります。

元々暑い季節に強い選手なだけに、安定感を増す姿は頼もしい限りです。

 

触発されるように今村投手も好調を維持しており、後ろ2人はまだまだ安定しています。

これからも引き続き好投を期待しましょう!

 

打つ方では、初戦に続き今日も初回から先行することができました。

結局この2戦はリードをして中盤以降を戦うことができ、タイガースの強みであるリリーフ陣を封じ込める展開に持ち込めました。

 

初回に鈴木誠也選手のタイムリー、交流戦終盤の優勝争いの渦中はプレッシャーからか得点圏で打てずに悔しい思いをしていた4番が今日はしっかりと初回のチャンスをものにして勝利への流れを作ってくれました。

経験を糧に、1つずつ、すごいスピードで成長してくれていると思います。

 

 

打線については強いて言えば初回の1アウト満塁、2回の1アウト1, 2塁のチャンスでまだまだ落ち着かない岩貞投手から畳みかけて追加点を奪いたい展開ではありました。

それができなくても勝てたのは大瀬良投手の踏ん張りに依るところが大きいですが、これぞ投打の助け合いでしょうか。

これまでさんざん助けてもらった打線に今日はしっかりと恩返しをした感じでしょうか。

 

嫌な展開をこじ開けたのも大瀬良投手のバットでしたね。

2アウトランナー無しの打席、打つ気がなくてもまぁしょうがない場面でしたが何と長打を放ってチャンスメイク。

 

これを粋に感じた田中選手が2球で追い込まれながらも、粘りを見せてツーベースで欲しかった追加点を叩き出すと、最後は菊池選手が止めの一撃。

追い込まれながらもストレートに振りまけずに上手くレフトへパンチ力を見せつける一撃で大きくカープに流れを引き寄せました。

 

とにかく今日は投打がかみ合って、リーグ再開で2位のタイガースをきっちり叩くことができました。

今日負けていると得意のホームで1勝1敗の五分となってややタイガースに分がある連戦となっていただけに、今日勝てた意味は非常に大きいです。

これであの甲子園での悪夢も(少なくとも対タイガース戦の嫌なイメージは)すっきりと振り払えたのではないかと思います。

 

カープ次週の試合予定

次週のカープは火曜日からDeNAと2連戦の後、金曜日から地元マツダでのドラゴンズ3連戦です。

 

火曜日から野村投手、岡田投手、そして週末は今週と同じ3投手の先発が予想されています。

中村祐太投手の交流戦最終戦のリベンジまでは少し間が空きそうですが、その次の週はオールスター前の9連戦が組まれていますので、そこで出番が来るはずです。

しっかりと出番に備えて調整してもらいたいところですね。

 

火曜日の試合展望は、いつも通り予告先発投手が発表されてから書きたいと思います。

 

今日勝てたことで非常に良い形でリーグ戦再スタートを切れました。

引き続き、一戦一戦、チーム一丸で来週からも頑張ろう、カープ!

 

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