僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

開幕33試合☆投手陣の成績と傾向

投手成績のまとめ第5弾です (5/7 現在の成績です)。

 

先週の記事はこちらです。 

bokuranocarp.hatenablog.jp

 

 

 

 

先発投手

野村投手                           5試合2勝1敗 防御率2.45 投球回数 33回

中村祐太投手                    1試合1勝0敗 防御率5.40 投球回数 5回

大瀬良投手                       5試合1勝0敗 防御率3.06 投球回数 32 1/3回

加藤投手                           5試合1勝3敗 防御率3.81 投球回数 28 1/3回

岡田投手                           6試合3勝1敗 防御率3.73 投球回数 41回

九里投手                           6試合2勝3敗 防御率5.50 投球回数 34 1/3回

 

ジョンソン投手、床田投手と開幕ローテーション投手2人を欠きながらも何とかやりくりして先発6人で週1試合ずつ、中6日のリズムを狂わせることなくローテーションを回しているカープ。

 

今週は先発投手の成績が開幕以来最低の週でした。

野村投手が7回2失点と1番手の面目躍如のナイスピッチングを見せた以外は6回を投げきった投手がいませんでした。

 

投球回数だけでなく内容も散々なもので先発投手合計で6試合 32 2/3回で失点が24に22四死球。

野村投手の数字を加味しているおかげでまだ見られる数字ですが、それを除くと5試合25 2/3回で22失点、21四死球。

 

平均すると先発投手が5回まで投げて4失点、4四死球、それより悪い試合が5試合続いたと言えば惨状がより伝わるでしょうか。

 

結果として中継ぎ投手陣に負担がかかる構図となり、週の途中にオスカル投手を昇格させて中継ぎ投手を補充せざるを得ませんでした。

 

現在の先発投手陣は壊滅危機と言えそうです。

ジョンソン投手が練習に2軍で練習には復帰したものの、一軍昇格にはさらに1ヶ月程度かかると言われている今、救世主が求められています。

中村祐太投手、加藤投手を抹消した今、一枠は福井投手の再昇格で埋めるとして後一人が誰になるが注目ですね。

また福井投手をヤクルト戦に回るのか、前回同様ジャイアンツにぶつけるのか、予想としてはジャイアンツ戦に回すのではないかと思います。

 

大瀬良投手、岡田投手には立ち直ってもらうとして、今の状態の九里投手をローテーションから外せないあたりに苦しいチーム事情が透けて見えます。

 

個人的には中継ぎでそれなりに通用しそうな部分も見せてくれている高橋樹也投手の先発起用に期待していますが、チャンスが巡ってくるかどうか。

同じ左腕のオスカル投手の昇格がその布石になっているのでは…と勘繰りたくなりますが、肝心の高橋樹也投手が昨日2イニングを投げています。

水曜日の先発があるとすれば中2日、いけなくはないですがどうでしょうか。

 

いずれにしても打線は当たっているだけに先発投手が6回以上投げて3失点以内のクオリティースタートを達成する試合を何試合作れるかで今週の成績が左右されそうです。

不安は尽きませんが、精一杯応援したいと思います。

 

リリーフ投手

  試合数 勝利 敗戦 防御率 投球回数 ホールド セーブ 奪三振 与四死球
今村 猛 13 0 1 3.46 13 2 6 16 6
ジャクソン 12 0 0 0.00 11 2/3 8 1 10 3
薮田 和樹 17 1 1 3.50 18 2 0 16 10
中田 廉 14 2 0 1.93 14 2 0 13 5
ブレイシア 9 2 0 3.86 11 2/3 0 1 7 4
一岡 竜司 6 1 1 6.75 6 2/3 1 0 4 4
高橋 樹也 3 0 0 2.70 3 1/3 0 0 2 1
オスカル 2 0 0 5.40 1 2/3 0 0 0 0

 

今村投手、ジャクソン投手の勝ちパターンの二人は非常によくやってくれていると思います。

 

今村投手は失点がやや目立ちますが、リードしての登板試合はいずれも試合を締めくくってくれています。

被本塁打2本がクローザーとしては気になるところですが、中崎投手の穴をよく埋めてくれていると思います。

 

そしてジャクソン投手は好調を維持しています。

登板機会が限られてしまっているのが残念なくらいです。

引き続きリードして8回を迎えれば何とかなる、という安心感を与え続けてもらいたいです。

 

薮田投手は調子を落としています。

ここ最近5試合の登板で5回を投げて8失点。

無失点に抑えたのはわずかに1試合と調子のよかった時の球を投げられなくなっています。

 

今週の登板は2試合でしたが、開幕以来の登板ペースと無関係ではないでしょう。

7回の今村投手の穴を補ってくれそうな活躍を見せていただけに、起用法の限定が遅れたことが非常に悔やまれますね、多くのファンの方が危惧していた最悪の展開になりかけています。

 

中田投手は薮田投手に代わり今週4試合に登板。

一昨日のゲームは打ち込まれましたが、タイガースとの初戦の火消しは素晴らしかったですし、その前のドラゴンズ戦も良い活躍を見せてくれています。

薮田投手の事例から学んで、中崎投手の復帰まで登板機会を極力、7回の同点またはリードの場面に限定して大事に使ってもらいたいところです。

 

ブレイシア投手は投げてみないと分からない、接戦の場面では起用をためらってしまうような内容の登板が続いています。

 

 

チームは中崎投手の穴を今村投手が埋めたことで空いた今村投手の穴の大きさに苦しんでいます。

一岡投手は球威が戻っていません、現状では残念ですが僅差でのビハインド場面の登板がやっとというような内容ではないでしょうか。

 

オスカル投手の状態はまだ見極めきれませんが、ある程度は通用しそうな雰囲気を出していました。

 

高橋樹也投手は先発で見てみたいです。

2回を投げたタイガース戦で2イニング目が今一つの内容でしたが下では結果を残しています。

球威がない分、制球力が大事になってきますが制球も悪くなさそうですし、試合は作れるのではないかと期待しています。

 

チームは中崎投手の穴を今村投手が埋めたことで空いた今村投手の穴の大きさに苦しんでいます。

薮田投手に陰りが見えてしまい、それに拍車がかかっています。

中崎投手が戻るまで改めて一丸となって、その日自分ができるベストを尽くす、そんな心構えで何とか乗り切ってもらいたいところです。

 

総括

チーム投手成績です(カッコ内はリーグ順位)。

 

チーム防御率 3.92 (6位)

総失点 139 (6位)

 

先週は6試合で39失点、散々な週でした。

先発投手陣、中継ぎ投手陣共にいよいよ離脱者の影響をカバーしきれなくなっています。

これまでがエースと守護神を欠きながらも、一時的に調子の良い投手を使って本当に上手くしのいでいたと言えるかもしれません。

 

ただ長期的にその穴を埋めるのは不可能です。

その影響に今まさに直面していると言えます。

 

今が序盤戦の踏ん張りどころ、ファンとしても応援のしどころです。

 

とにかく目の前の一戦一戦です。

 

今週もがんばれ、カープ!

 

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